キャリアパス
IMAGICA GEEQ 3D東京/大阪スタジオグループで歩むことのできるキャリアパスについてご紹介します。
3DCGデザイナーのキャリアの可能性を広げる
弊社では、長く業界で活躍できる3DCGデザイナーの育成を目指しています。プレイヤーとして働き続けるには、長く画面に向き合いスピード感をもって作業を続けるスタミナや、最新の技術やトレンドを取り入れ続ける向上心が必要です。しかし、個人の時間や体力には限りがあるため、10年20年と現場で手を動かすだけではいずれキャリアに「天井」が訪れます。
そこで、いま3DCGデザイナーが身につけるべきは、マネジメント力です。チームで働く3DCGデザインの制作において、リーダーシップや育成力、管理能力を身につけたデザイナーにはキャリアアップと成長のチャンスがあります。弊社では、そんなマネジメント領域へのキャリアの可能性を広げることができます。
IMAGICA GEEQ 3D東京/大阪スタジオグループでのキャリアパス
現場デザイナー(F)
入社後は全員、現場で働くデザイナーとして配属されます。はじめの約3か月間は新人研修を実施し、この期間中は3DCG未経験の方は実案件には携わらず、基礎的な3DCGオペレーションを学びます。研修カリキュラムが完了次第、成果やスキルの特性を踏まえて、配属されるプロジェクトが決定されます。プロジェクトに入ってからはリーダーのサポートのもと制作業務を行い、さらなる技能・知識を身につけていきます。
担当する業務の例
- 約3か月間の3DCG研修を受講
- 初のプロジェクトに参加し、3Dモデルやモーションの作成業務を行う
- 1人月分の成果物の納品
リーダー(SML)
業務に慣れ、お客様とのやり取りや後輩への指導が可能と判断されたされた社員は、リーダーとしての活躍を期待されるSMLグレードにキャリアアップします。現場内でプロジェクトマネージャーをサポートしつつ、チームメンバーのクオリティやスケジュール管理を含む成果物の納品管理業務を行います。メンバーの行動記録や評価、お客様企業との業務上のやり取りを担当することもあります。
担当する業務の例
- 3Dモデルや3Dモーションの制作業務
- チームのスケジュール管理、工数管理、品質管理
- お客様企業の現場担当者との連絡
- チームメンバーの指導、育成、評価
プロジェクトマネージャー(PM)
さらに経験を積んだ社員は、契約業務を含めたプロジェクトの責任者であるプロジェクトマネージャーへキャリアアップします。主にお客様のプロジェクト全体を見据え、リーダーに業務指示を出します。また、お客様の状況を把握し、人員増加など制作をスムーズに進めるための営業・提案を行います。試作段階からプロジェクトに携わり、上流工程においてお客様とやり取りができる業務経験、ゲーム制作の知識、技能が求められるポジションです。
担当する業務の例
- スタッフのフォロー、リスク管理などのチームマネジメント
- お客様企業の営業窓口との業務上のやり取り
- お客様へのワークフローのご提案
- 契約から検収までの契約業務の対応
- 現場プロジェクト内の営業情報収集・ご提案
エリアマネージャー(AM)
東京、大阪など各エリアを統括するマネジメント職です。プロジェクトマネージャーからの営業情報をもとに、ゼネラルマネージャーとともにエリアごとの人員配置を含めた戦略的な営業計画を立てます。既存のお客様以外にも業務拡大のために新規営業、商談を行います。また、事業計画にもとづいた採用計画の策定、採用面接、人材育成などの人事面の仕事も担当します。
担当する業務の例
- お客様への営業、商談
- 部内の人員アサイン計画をはじめとするプロジェクト管理
- 部内のスタッフのフォロー
- 納品遅延、人員減少などに備えたリスク管理
- 採用計画の策定、採用面接
- 新人研修の内容策定、新人研修の実施
キャリアパスの事例
IMAGICA GEEQ 3D東京/大阪スタジオグループで働く先輩たちのキャリアパスを紹介します。
PM|2012年新卒入社坂本 剛さん
2012年新卒入社→現場デザイナー(1年目~)→リーダー(7年目~)→プロジェクトマネージャー(11年目~)
大学卒業後、短期の専門学校を経て2012年にIMAGICA GEEQ 3D東京/大阪スタジオグループ(当時はバウハウス・エンタテインメント)に入社しました。3DCGは未経験でしたが、未経験者でも歓迎だったため、応募したのがきっかけです。入社してすぐにプロジェクトに配属されましたが、そのころは現場の仕事についていくので精一杯でした。その後2年間、複数のプロジェクトに携わりながら少しずつ経験を積み、4年目からチームリーダーを担当しました。現在はマネージャーとして、プロジェクト全体のマネジメントや社員の育成に関わる業務をしています。
PM|2015年新卒入社日高 来夢さん
2015年新卒入社→現場デザイナー(1年目~)→サブリーダー(3年目~)→リーダー(6年目~)→プロジェクトマネージャー(9年目~)
芸術大学を卒業後、2015年に新卒でIMAGICA GEEQ 3D東京/大阪スタジオグループ(当時はバウハウス・エンタテインメント)に入社しました。学生時代には2Dを専攻しており、3DCGはほぼ未経験だったため、入社後3か月の研修を受講しました。その後プロジェクトにアサインされ、スマホ用ゲームアプリのキャラクターモデリングや、2Dの背景コンセプトアート制作、背景の3Dモデル制作を担当しました。
2年目からはサブリーダーとして後輩の育成を担当しながら、自身の業務を行い経験を積みました。3年目から5年目はオペレーターとサブリーダーとしての仕事を複数回行う。6年目からは大阪スタジオの3Dモデル班のスターティングメンバーとして大阪へ転勤し、プロジェクトリーダーを担当しています。
F|2015年新卒入社ミドリ ヘンドロフさん
2015年入社→現場デザイナー(キャラクターモデラー・1年目~)→現場デザイナー(背景モデラー・2年目~)
大学でデザインを勉強した後、新卒・3DCG未経験でIMAGICA GEEQ 3D東京/大阪スタジオグループ(当時はバウハウス・エンタテインメント)に入社しました。入社数か月間は研修で同期社員と共に研修用のゲームを制作。その後、実務に参加し、キャラクターモデリングをしながら、作業上のルールやワークフローを覚えていきました。
2016年から新たなプロジェクトで背景アートを担当し、その流れで背景アセットを作るように。翌年、別のプロジェクトで背景モデラーとしてお客様企業に客先常駐しました。主にMaya中心だった作業をUnreal EngineやSubstanceなどのツールでするようになりました。
2018年後半に東京スタジオへ戻り、お客様のプロジェクトに参加しながら、自社のプロモーション用のアセット制作も担当しました。また、海外出張時の上司のサポートなどもしました。現在は背景モデラーとして制作を続けながら、同僚のサポート業務をしています。